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日記(NO.91)で書いた、脳内跡部様妄想から派生したお話です。 ふざけたパラレルです。 日曜明け、連休明け。 休みの翌日の出社は、きっと誰もが憂鬱なものだろう。 ここ跡部グループの日本における本部では、休み明けに朝会が開かれる。しかも普段の出勤時間より30分も早い8時からだ。 だが、グループの現在の状況や新プロジェクトなどを軽く説明するこの会ではあるが、強制というわけではなかった。 しかしこの朝会を始めた当初から、出席率はほぼ100%をキープしていた。しかも遅刻者もなく、ほとんど全員が10分前(7時50分)には席についているというのだから驚きだ。休日明けの早朝であるにも拘らず、だ。 流石、一流会社に勤める者は心構えが違う、と賞賛すべきだろうか。 この日、黄金週間の明けた翌日。 これからまた仕事漬けの一週間が始まるという日の早朝。 各部署で自分の席についた社員達は、部屋の壁に設置された埋め込み型の画面を無言で注視していた。 時計の音が聞こえてくるほどの静寂の中、かちりと針が動いて、8時ちょうどになった。 『おはようございます、皆さん』 「キャ――――――ッ!!」「ウオ――――ッ!!」 画面がつくや否や、甲高い女性社員の声と野太い男性社員の声が、いい具合にハモって見事な二重奏を生み出した。 強化ガラスにヒビが入るのではないかと思われるほどの歓声だ。 『連休明けですが、体調は如何でしょうか?』 「絶好調で――――すッ!!」 『これからまた一週間、気持ちを切り替えて、業務をこなして下さい』 「頑張りま――――すッ!!」 大型の画面では、我らが誇りである社長様が、麗しい微笑を浮かべている。 日当たりのいい社長室。開けたブラインドから零れる柔らかい朝の光が、社長のブラウンの髪を明るく染め上げていた。映像の綺麗な画面のおかげで、泣きぼくろも鮮明に見て取れた。 『それでは、本日も張り切っていきましょう』 一通り仕事の話を終えると、シメの言葉を残して、ぷつりと画面が切れる。 同時に沸き起こる歓声と拍手喝采。 暗くなった画面を見つめ、それはいつも、社長室に集まっていた部長が戻ってきて、「そろそろ仕事を始めなさい」と呆れ交じりで止めるまで続くのだった。 会社のため・・日本のため・・・ しかし本当は、我らが敬愛する若き社長様の御為。 今日も今日はで、跡部グループの社員達は残業も厭わずバリバリ働くのであった。 これが、日本のトップを走る会社の実態である。 |
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「あの会社、代替わりしてからちょっとオカシイよね」 「宗教でも始めたんじゃないの?」 近隣のライバル会社から、そんな陰口を叩かれてたら面白い。 宗教? ある意味正解。景吾教だよ・・ッ! 050326 |